マラウイでは、地域別に5つの水道局がある。各戸にメーターがあり、検針も行われている。ただし、請求書が送付されるのが遅く、数ヶ月前に使用した水の請求がやってくる。一般家庭で、月に数百~1000K程度である。

水道料金も電気料金も滞納が続くと供給が切られてしまう。水道局さの場合は栓を閉めるだけではなく、パイプの中間に入っているメーターを回収してしまう。この部分が20センチほどあり、給水パイプの中間に空間が空いてしまうわけだ。もちろん上流側は閉栓する。不正に水を得ようとしても、たんに自分で栓を開けるだけではなくメーターがあった部分をつなぐパイプが必要になる。しかし悪事を工夫する人は尽きず、20センチのパイプを用意して不法に給水。受けている者が多い。正規に料金を支払っている世帯数に迫るくらいの数の不法給水があるらしい。

合法的給水の80%にのぼるとの噂もある。

くしくも電気の場合と同じ割合だ。

ブランタイヤの水道局では、そのための損失が3400万Kにのぼり、専門の係員を採用して摘発に乗り出した。

政府機関の水道料未払いも目に余る。各部局の合計で数百万K、約一時間年分が未払いになっている。大統領がゾンバでは新たな水施設のオープンニングをしたとき、これに触れた。つまり、「各局はVXなどの高級車を不必要に買ったりせず、水道料を払え」というものだ。あえて、大統領が発言するほどの問題になっているのだ。